一心農園の富有柿・ぶどう
一心農園は和歌山県北部の紀の川上流に位置する『戦国武将・真田幸村』ゆかりの地、九度山町の広良(ひろら)地区にあります。九度山町は和歌山県においても「ひと味違う」と言われるほどの富有柿の名産地です。
一心農園は和歌山県北部の紀の川上流に位置する『戦国武将・真田幸村』ゆかりの地、九度山町の広良(ひろら)地区にあります。九度山町は和歌山県においても「ひと味違う」と言われるほどの富有柿の名産地です。
当農園はエコファーマーとして有機肥料を使用し、減農薬で特産品の富有柿を中心としてぶどうの栽培にも取り組んでいます。年に一度の実りに向けて、家族全員で育てあげた果実。美味しさはもちろんのこと、私たちの旬へのこだわりの味をどうぞご賞味下さい。
九度山町は人口約4,500人(平成28年4月現在)、和歌山県の北東部、奈良県との県境に位置する町です。
「九度山」という地名は、弘法大師空海が”月に九度”高野山を降りて、この町にある女人高野とも呼ばれていた慈尊院に住まわれていた母公を訪ねたことに由来するものだと言われています。
この慈尊院は高野山への表参道である高野山町石道(ちょういしみち)の入り口でもあります。全長約23㎞のコース、道沿いの1町(約109m)ごとに導きの五輪卒塔婆(216基)が置かれています。体力に自信のある方は一度歩かれてみてはいかがでしょうか。
また、この九度山町は、かの天下分け目の戦、関ヶ原の戦いに敗れた真田幸村が隠れ住んだ里としても有名です。毎年5月5日には真田父子を偲んで総勢約500名の武者行列が町内を練り歩く「真田祭り」が行われています。
*高野山町石道は、2004年にユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されました。
九度山町は三波川層が東西に走り、それに御荷鉾層(みかぶそう)と秩父古生層が入り込んだ粘質の土壌で、この地質は保水性があるため日照りにも耐えられ、また土が肥えているため根が十分に伸びるなど柿栽培に適しています。中でも広良(ひろら)地区は日照時間が長いことと紀の川の流れが上昇気流を生み出し高野山麓から練りだす冷気と交わることにより日中と夜間の温度差が出来ることから熟度・糖度が上がると言われています。
九度山町の耕作地に占める柿畑の面積割合は64%で全国1位です。また、この町に最初に富有柿が植えられたのは、明治時代後半1910年(明治43年)とのことです。
豊かな自然の恵みを受けながら生産されている九度山の富有柿は姿・色・味の三拍子がそろった「日本一の富有柿」と言われてきました。そんな九度山町の中でも私達の住む広良地区では特に美味しい柿がとれると言われています。